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デジタル、情報、人間、そして価値 代表取締役社長 本多保隆

1980年代後半、パーソナルコンピュータが専門家以外にも普及し始めた頃、私は Macintosh SEというコンピュータを手に入れ、デジタルで文字も画像も音も映像も何もかも表現できてしまうことに強い衝撃を受けました。そして、科学が物質を原子や分子として捉えることで飛躍的に進歩したように、デジタルという仕組みには人間の持つ創造性から不可能という文字を外してしまうほどの可能性があるということに気がつきました。その後、その可能性を仕事に活かせば自分の力と可能性も拡げられると考えるようになり、28歳の時に独立してアリスマジックの原点となる活動を始めました。

パーソナルコンピュータの普及とインターネットの登場という時代の流れもあって、仕事は間もなく軌道に乗りました。そのなかで沢山の人たちに出会いました。世の中いろいろな人がいるもので、尋常ではない想像力で現実性のない夢を滔々と語る人たちにも出会いました。
そして、そんな人たちもその夢が現実になったらもっと嬉しいはずだと考え、その夢を実現するためにさまざまなプロジェクトを立ち上げて実現していきました。それは私自身にとっても、面白くて仕方ないものでした。

そのようにしていろいろなモノを創りあげていると、いつしか周囲から「実現屋」と呼ばれるようになりました。と同時に、仕事仲間が増え、品質管理や組織運営についても考えなければならなくなり、また、情報についての勉強や、技術、デザインとの連携など、いろいろやりたいことも出てきました。

そこで2000年12月、デジタル情報を扱う全てのノウハウを持ち、お客様に質の高いサービスを継続的に提供できる組織として、アリスマジックを設立しました。もともと、価値というものは(自分たちではなく)第三者が決めるものであり、価値を上げることが自分たちの幸せにつながると考えていたので、きちんとした組織、知識、技術を継続的に整備することが必要だと考えたのです。

その一方、「そろそろデジタルじゃないな…」と思い始めたのもこの頃でした。何らかの媒体からコンテンツを取り出し、それをコンピュータの処理能力に応じて実装するだけでは先がないことが明らかだったからです。それだけではビデオが普通に実装できるようになったらその先やることがなくなってしまいます。そうして「これからはコンテンツの企画力、運営力の勝負になる」と考えるようになり、デジタルの世界、インターネットの世界の上からものごとを俯瞰するようになりました。

そこで辿り着いたのが、組織の中の情報の流れを体系化したEnterprise architectureでした。もともと、顧客とのデジタル上のやりとりの流れをモデル化したeCRM(electrical Customer Relationship Management)に注目し、その上位概念として組織に適応する構造(architecture)があるはずと確信していたので、これに出会ったときは「我が意を得たり」と思いました。
当時日本ではほとんど知られていない理論だったので、すぐに原書を全文翻訳し(経済産業省との共同作業)、その思想をサービスに活かしていきました。
また、デジタルの話を超えた「情報」「人間」「プロジェクト」などの言葉の意味について深く考えるようになりました。

そして現在、(その結論として)情報を扱うことは人を扱うことと同じだと考えるようになりました。情報を人間基準で見直すことで、ストーリーや行動パターン、経験則的行動などに情報をかぶせていく新たな世界が現れ、これにより、より社会に貢献できるサービスが提供できるようになりました。情報の送り手が「伝えたい」情報をただ陳列するのではなく、情報の受け手がそのとき「受け取りたい」情報を提供するという考え方でサービスをつくれるようになったのです。

このようにアリスマジックは、さまざまな夢の実現を追求し、周りの皆さまに喜んでいただくことで自らの価値を上げるという原点を見据えつつ、一つ一つ階段を登りながら成長してきました。そしてこれからも、人を考え、コミュニケーションを考え、デジタルやインターネットを創造して、成長し続けていく組織にしたいと考えています。


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